| 面積 | 299.404平方キロメートル |
| 人口 | 8,857万人 |
| 首都 | マニラ首都圏 |
| 言語 | 公用語はフィリピン語と英語。80前後の言語がある。 |
| 宗教 | カトリック(83%)、その他キリスト教(10%)、イスラム教(5%) |
| 主要産業 | 農林水産業 |
| GNP | 1,902ドル(1人あたり) |
| 識字率 | 92.2% |
| 平均余命 | 男性67歳、女性73歳 |
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(出典: 外務省、UNDP Human Development Report 2009)
●みんなが小学校を卒業できるために (外務省NGO連携支援無償 助成事業)
間に合わせの校舎(上)と、建設中の新しい校舎(下)
フィリピン政府は、2015年までに全ての子どもたちに、質の高い初等教育へのアクセスを保障することを目標としていますが、現在、フィリピン全体では初等教育の1年生に就学する子どものうち、初等教育の最終学年である6年生を滞りなく修了するのは約7割となっています。さらに、最貧地域のひとつ、ミンダナオ・ムスリム自治区(ARMM)では、その数は4割弱にとどまっています。
オックスファム・ジャパンは、2009年11月から2010年7月までの期間、外務省NGO連携支援無償とご寄付を得て、ARMM地域内マギンダナオ州に位置するパグラット町で、小学校の校舎建設と親・教師教会(PTA)のトレーニングを行いました。
小学校校舎3棟、6教室を建設したカカル小学校には400人以上の生徒がいますが、貧困、劣悪な学習環境、正式教員の不足等により子どもたちが質の高い教育にアクセスすることが困難です。既存の3教室に入りきれない3クラス160人の生徒が、ニッパ椰子で屋根が葺かれただけの間に合わせの教室(3教室)及び学校敷地から100メートル以上離れた農作業小屋で学習していました。また、トイレが不足しており、井戸もありませんでした。6部屋の新しい教室とトイレにより、子どもたちが勉強できる環境が整いました。
また、PTAのトレーニングにより、親や先生たちが、政府などの助成金に申請したり、農作業の手伝いのため学校に行けない子どもたちの親を説得し、支援したり、校舎のメンテナンスをしたりなど、コミュニティ全体で子どもたちの初等教育を支援していく力が高まりつつあります。