仙台、石巻訪問 -その2
前回のブログ、「仙台、石巻訪問 -その1」は、 こちら。
イベントの大枠がきまれば告知が必要、ということで地元の放送局、「ラジオ石巻」を訪問。以前訪れたときは災害放送局としてオンエアーされていましたが、今回いかに地元の皆さんに密着している放送局かということを、つくづく感じたエピソードがありました。
4月の記憶を頼りに放送局を探しているうちに迷子になってしまい、その際、道行く人にラジオ局の所在地を聞くと皆さんご存じだったということに驚かされました。ここまで定着してこそコミュニティ放送局!と改めてラジオ石巻の皆さんが今まで地元の皆さんの声を拾ってきていると実感しました。
ここでは久しぶりに今野さんにお会いし、早速イベントの告知と当日の取材依頼。CMが激減し、運営が大変な中、ずっと走り続けてきた今野さんはなんと肺炎を患われていらっしゃいました。震災からちょうど6ヶ月。精神的に、そして肉体的に少し振り返る時間ができたときに、「ドーンときた」、とおっしゃっていました。それでも地域に必要とされる情報を流し続ける、という使命を全うするために、今日も走り続けていらっしゃいます。
イベントを一緒に盛り上げる仲間としてお話させていただいたのは「石巻2.0」の阿部さん。こちらの皆さんは我々と同じ、STAND UP TAKE ACTION(SUTA)を掲げて活動していらっしゃいます。多様な業種の人が集まってユニークな活動を通して、商店街を盛り上げていこう、という皆さんの取り組みに、我々としても何かできることはないか、という話し合いの中、会場となるスペースをいくつかご提供いただくことになりました。いくつかの店舗で展示やトーク、地元の皆さんと音楽を楽しめるスペースをこれから作りこんでいく予定です。これで雨が降っても大丈夫です。
現在給食支援の活動にも参加しながら、「石巻2.0」の活動をされている阿部さんの「ボランティアの人には感謝しているけど、これからは少しでも今までの生活を取り戻す時期。いつまでもボランティアの皆さんに何でもやってもらっていてはいけない。」というコメントにはご本人、そして「石巻2.0」の皆さんの今後に向けての決意を感じました。もちろん、SUTAはこのような地元の皆さんの活動の妨げにならず、尚且つお互いにないものを補完できるようであれば、と思いながら準備を進めています。
ご紹介していただいた「かめ七呉服店」の店内は現在社長のマンガ好きが高じて博物館のようになっていました。漫画の歴史が分かる雑誌やポスターなどが多数展示されています。ここは店の外(軒下)にソファーやテーブルなどくつろげるスペースがあり、通るたびに気になっていたお店なのですが、なんとイベント時にはそちらもお借りすることになりました。人と人との対話を大事にするかめ七さんだからこそ、このようなイベント会場としても良いのではないかと思い(私の思い込みもかなりあります)、お話をさせていただきました。
かめ七呉服店では、3月11日に近所のお店の2階から写した写真が多数あり、それを見ながら石巻の皆さんのみなさんが過ごした3.11を改めて聞くことができました。
(次に続く)


