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武器貿易条約(ATT)第4回準備委員会

2012年7月に開催される4週間の武器貿易条約(ATT)交渉会議に向けて、2月13日(月)からニューヨークの国連本部にて開催されている、第4回準備委員会に出席しています。


2月14日(火)の午前のセッションの後には、1990年代後半に武器貿易条約のもとになる構想を呼びかけた、ノーベル平和賞受賞者のオスカル・アリアス元コスタリカ大統領や、ノーベル平和賞受賞団体によるサイドイベントが開催されました。1990年代後半から2000年代前半まで、国際人権法や国際人道法をはじめとする国際法と整合的に武器の移転を規制するための条約を、という提案は、非現実的で理想主義的なものと言われ、支持国もわずかでした。


約15年の時を経て、現在国連でATT交渉が進められており、2003年からATTを求めて活動してきた「コントロール・アームズ」キャンペーンは、今年のノーベル平和賞候補になっています。


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ノーベル平和賞受賞者らによるサイドイベント。左から二人目がアリアス元大統領。


今回の準備委員会は、今年、2012年7月に開催される4週間の条約交渉会議の手続的事項を中心に議論をしています。そして、この手続的事項も、7月の交渉会議の行方を左右する非常に重要なものとなることが予想されています。また、今回の準備委員会は当初は3日間の予定でしたが、2011年国連総会での決定に基づき5日間に延長されており、前回作成された議長インフォーマル文書の内容について再度議論される可能性も残っています。


手続的事項について今回議論される主なポイントは、以下の3点です。


● 7月の交渉会議へのNGO参加の可否、およびどの会合に参加できるかという参加のレベル
● 7月交渉会議の議長を誰にするか、および準備委員会を通じて議論のベースにしていた「議長インフォーマル文書」を何らかの形で7月条約交渉のベースにするかどうか
● 7月の交渉会議での合意のルール:2009年国連総会決議は、7月交渉会議はコンセンサスで(on the basis of consensus)としているが、この「コンセンサス」の意味、およびそれが必要な段階


この3点については、「コントロール・アームズ」日本キャンペーンも、会議に先立って日本政府に要請書を送りました。要請書は、こちらからご覧いただけます。


会議日程などの情報や関連文書、国連や国際キャンペーン関連のサイトや文書は、「武器と市民社会」研究会ブログの第4回準備委員会リンク集ページ(http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-71.html)からご覧いただけます。


(ポリシー・オフィサー)

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2012年02月14日 15:00に投稿されたエントリーのページです。

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