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2011年12月 アーカイブ

2011年12月14日

オックスファム・ショップ コピス吉祥寺店を探険。

オックスファム・ショップがとうとう日本初上陸、12月3日に下北沢店、12月10日にコピス吉祥寺店がそれぞれオープンいたしました。

下北沢店オープンについてのブログ記事はこちら

コピス吉祥寺店オープンについてのブログ記事はこちら

今回はコピス吉祥寺店のショップをご紹介します。ショップへ足をお運びいただけない遠方の方にも少しだけ行った気分になっていただければと思います。

いらっしゃいませ、オックスファム・ショップ コピス吉祥寺店へようこそ!
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オックスファム・ショップで販売されているグッズの中から、オックスファム・ショップ日本限定オリジナルグッズをご紹介します。

オーガニックコットンのTシャツです。カラーは生成り(3000円)とグレー(3500円)でサイズはMとLの2種類です。
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人気商品のひとつ、エコバッグ。スモールサイズの生成りとラージサイズの生成りとデニムがあります。内側に小物を入れるポケットも付いていて機能的!(各1000円)
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オックスファム・ジャパンのロゴ入りマグカップとミルクカップ。とてもやさしいさわり心地です。
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このほかに、オックスファムが支援する活動地より、フェアトレードのラオスコーヒーを販売しています。豆とドリップパックの2種類でサイズも大小ございます。こちらのコーヒーはとても飲みやすくお客様からもご好評をいただいています。コーヒーは店内で試飲することもできますので、興味のある方はスタッフへお声かけください。

もちろん、オリジナルグッズのほかにも沢山の寄付品が100円から色々ありますので掘り出し物を見つけていってください。
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こうして、フェアトレード商品のラオスコーヒーを飲んでいただいたり、オックスファム・ショップで販売しているオリジナルグッズ(Tシャツ、エコバッグ、マグカップ、ノートなど)を使っていただくことで、より多くの人へオックスファムの名前や活動を知っていただくきっかけになれば嬉しく思います。

皆さま、どうぞお気軽にお立ち寄りください!
また、実際お店に来ていただいたりお買い物していただいた感想なども、ぜひお気軽にoxfaminfo@oxfam.jpまでお送りください。


ショップの詳細はこちら

ご寄付いただくグッズについてはこちら

(コミュニケーション担当)

2011年12月13日

COP17「ダーバン・プラットフォーム」
合意内容乏しく、気温上昇4℃へ向けて無自覚に進む世界

予定より2日遅れ、COP史上最長となったダーバン会議は閉幕しました。

各国政府代表は、最低限の合意をどうにかまとめ、交渉の決裂をかろうじて回避したといえます。「緑の気候基金」は運営開始の目処がついたものの、具体的資金源は示されないままです。4℃の気温上昇を回避するための道筋は残され、京都議定書の第二約束期間も設定されましたが、一部主要国は2013年以降の削減義務を受け入れませんでした。

「貧乏人には炭素でも食わせておけ」
乱暴な言い方ですが、COP17の結末は、世界中で気候変動の影響で 貧困と飢餓に苦しむ人々に対してこのようなメッセージをつきつけたに等しいでしょう。

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最終日メディア向けパフォーマンス「LET THEM EAT CARBON」より


オックスファムがダーバンに求めたもの
オックスファムが今回の会議に求めた内容を簡単にまとめると、次のようになります。

1.これまでの取り組みを強化すること
京都議定書の第二約束期間になるべく多くの国が参加すること

2.これからの道筋を立てること
全ての国が、法的拘束力のある削減義務を受け入れ、世界の気温上昇を1.5℃未満に抑えるという目標に向かい、各国が相応の削減を負担する形で、それぞれの削減目標を強化すること

3.今のニーズに応えること
「緑の気候基金」の速やかな運営開始に目処がつき、(金融取引税や国際船舶による排出に対する炭素課金など)気候資金の新たな財源が特定されること



内容に乏しい合意
欧州連合(EU)は、気候変動への国際的取り組みの基盤で、アフリカ諸国が強く求めた
京都議定書の第二約束期間への参加、という重要な一歩を踏み出しましたが、
日本をはじめとした他の主要国は不参加の立場を最後まで崩しませんでした。次期枠組み
が未定である以上、現状としての世界の気候変動対策は後退したと言わざるをえません。

EU、米国、ブラジル、南アフリカ、インド、中国を含む将来の枠組みの法的形式
に関する議論では、共通の理解へ向けて重要な進展があったといえます。
しかし、将来的に大幅な削減を設定する道筋は示されず、2015年までに交渉を終らせ、
2020年の発行を目指すという先送り感の否めない時間軸の設定となりました。

「緑の気候基金」の運営開始について目処が立ったことは歓迎すべきことです。
また、その資金の運用に関して、受け取り側である途上国のオーナーシップ(主体性、
自己決定権)や、ジェンダー格差に配慮するとした原則が合意されたことなども大きな成果です。
しかし、この基金に投入すべきお金の具体的財源が特定されなかったため、基金は実質的に
空箱の状態にあり、気候変動への適応を現在強いられている脆弱国の深刻な事態は放置されることを意味します。
つまり、京都議定書の延長と、全ての国が参加する次期枠組みへの道筋、という体裁は
保たれたものの、地球の気温上昇を2℃未満に抑え、すでに現れている気候変動の影響に
対処するための行動の強化という目的に照らせば、あまりに弱い内容だと言わざるをえません。


責任の所在は明らか
こうした結果の責任は、終始一貫して交渉の足を引っ張った米国、カナダ、日本、オーストラリア
などの国にあることは明らかです。「緑の気候基金」の具体的資金源を特定できなかったことも、
新たな枠組みへ向けて野心的な排出削減の目標と期限を明記できなかったことも、米国による妨害の結果です。気候変動の影響に直面している人々にとって、法的拘束力のある現状唯一の枠組みである京都議定書の延長期間への参加を拒んだ日本などの国の責任も重大です。


世界の最貧層の人々に対する影響
ダーバンでの乏しい合意は世界中の貧しい人々にとって深刻な結果をもたらすことが予想されます。各国がこのまま無自覚に気温上昇4℃の世界に突き進めば、異常気象による自然災害の増加、作物生産量の減少、食料価格の高騰などにより、貧困と飢餓はさらに助長され、貧しい農家にとって壊滅的な打撃となることが危惧されます。


大幅な削減が急務
各国が温室効果ガスの大幅な削減へ向けた具体的目標を設定し、その達成へ向けてすぐに
着手しなければ、今回の合意は気候変動対策を実質的に10年近く(2020年まで)棚上げした
ことになります。気候変動対策において世界を大きく前進させるために、2012年に開催される
「リオ+20会議」(国連「持続可能な開発会議(地球サミット)」)を活用する必要があります。


2011年12月12日

オックスファム・ショップ、吉祥寺にオープン!

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12月10日(土)、チャリティショップ、オックスファム・ショップが吉祥寺にオープンしました!

先週末オープンした下北沢店は小さくてこじんまりとしたお店なのですが、吉祥寺店は吉祥寺駅近のコピス吉祥寺というショッピングセンター内にあるお店で、ベビーカーや車椅子のお客様でもゆったりとお買い物いただけます。

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ショップで販売する商品は、ご家庭や企業から寄付いただいた品物、オックスファムの支援するフェアトレード商品、そしてオックスファム・ジャパンのオリジナルグッズで構成されています。チャリティショップって何だろう?と思われる方もいらっしゃると思いますが、

・お店で買い物することが国際協力につながる(簡単で楽しく気軽にできる)

・お店に不用品を寄付することで、リサイクルも国際協力も実現できる

・お店の販売・接客などの仕事も多くのボランティアによって支えられている(国際協力をしたい人への機会を提供したり、就労のきっかけにしていただく)

・買い物をしたり、寄付品を持ってきたり、地域と途上国をむすぶ拠点の場所になる

・お店を通りがかってふらっと立ち寄っていただくことで、国際協力のことを考えたり、オックスファムの活動について知っていただく

・フェアトレード商品や被災地の方の制作するグッズを販売することで就労支援のお手伝いをする

などなど、色々な役割がオックスファム・ショップにはあるかと思います。

期間限定ではありますが、ぜひご家族やお友達を誘ってショップに遊びに来ていただき、オックスファムの貧困を削減するための活動をサポートくださいますようお願いいたします。

ショップ店頭で、商品のご寄付も受付けています。

店舗についての詳しい情報はこちら

ご寄付いただけるグッズは限定させていただいております。商品をご寄付いただく際は必ずこちらをご覧ください。

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オープン初日のお客さん第1号は大学生のIさん。3月に開催されるユース・プログラムChange Initiativeに参加してくださる意気込みとともにTシャツを見せていただきました!

オックスファム・ショップで販売されているグッズなどショップの様子はこちらでご紹介しています。

(コミュニケーション担当)

2011年12月09日

象の食べ方:アフリカの格言に気候変動対策のヒント

アンジェリーク・キジョーさんの寄稿が本日の朝日新聞に掲載されています!

COP17も最終日に突入しました。交渉の大部分は水面下で進められているようですが、合意がどのような形で落ち着くのか否か、予想通り最終局面にまでもつれ込んでいます。南アフリカで開催されている今回の会議。前回のブログでは、アフリカの声を紹介しましたが、今回も引き続きアフリカからの視点です。

本日(12月9日)の朝日新聞「私の視点」では、オックスファム親善大使を務める西アフリカのベナン出身の歌手、アンジェリーク・キジョーさんの寄稿が紹介されています。このブログでは、元となった原稿を以下お届けします。

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アンジェリーク・キジョー ©Nabil Elderkin

象の食べ方:アフリカの格言に気候変動対策のヒント
アンジェリーク・キジョー(歌手/オックスファム親善大使)

私が好きなアフリカの格言があります。「象はどのように食べる?」。答えは「一口ずつ」。これは、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)が開かれている南アフリカのダーバンにいる誰もが思い起こすべきことです。

気候変動問題はあまりに大きく複雑すぎて、食卓にあがった象のように、どこから手をつけてよいのか分からず、変化をもたらすことは不可能に思えるかもしれません。しかし、象も一口ずつ食べるように、気候変動問題も一歩ずつ前進することが大切なのです。

気候変動に関する包括的合意が(少なくとも数年内には)難しいと嘆く政治家や役人たちへの私からの提案です。みなさんが慢性的な消化不良でダーバンを後にすることがないように・・・・。

まずは、前菜を決めましょう。気候変動は現実のものです。合意を先延ばしにする余地はありません。予測不可能な異常気象の増加は農作物に打撃を与え、食料価格の上昇をもたらしています。これは、世界の最も貧しい人々の生活、そして命そのものを脅かしています。気温上昇に伴い、アフリカ諸国の一部では、私たちもしくは子どもたちの世代で、農作物の収穫量が半減すると予想されています。

これは人類共通の問題であるだけでなく、正義の問題でもあります。気候変動の最前線に立つ人々は、バングラデシュの洪水で浸水した平野に暮らす村民であり、ジンバブエの乾いた土地でどうにか生き延びようとする農民です。気候変動による影響に対処するのが最も困難な立場にある彼らは、気候変動を引き起こした責任を最も負わない立場にもあります。

次は、メーンディッシュです。各国政府は、排出削減に対する行動について合意しなければなりません。世界に住む全ての人々のため、地球の気温上昇を1.5℃未満に抑える必要があります。このためには温室効果ガスの排出を大幅に、早急に削減しなければなりません。先進国は野心的に取り組み、残りの国々もそれぞれの目標を掲げる必要があります。

デザートとしてふさわしいのは、京都議定書を基盤とした新たな枠組みに関する合意です。これは、人々の命が掛った問題です。私たちは、既存の国際的枠組みのありかたから後退するのではなく、拘束力の最も強い法的形式の合意を成すことで、この危機に立ち向かう必要があります。私たちは、包括的で、公正で、野心的な法的拘束力のある合意に一刻も早く至らなければなりません。

最後に残されるのは、支払いと、誰がいくら出すかといったお決まりの問題です。しかし、これに関しては、新たな革新的資金の選択肢から選ぶことができます。金融取引に非常に低い税を課す方法もありますし、国際船舶や航空による排出に対して公正な炭素課金を導入するという選択もあります。これらは、緑の気候基金の新たな資金源を提供し、基金が中身のない器になってしまうことを防ぐことにもつながります。緑の気候基金は、途上国の気候変動適応策ならびに低炭素成長を支援するために、カンクンにて設立されました。各国政府は、2020年までに年間1000億ドルを動員すると約束しました。ダーバンでは、誰が、いつ支払いを行うのかを示す必要があります。

各国政府代表のみなさんに対し、会議の成功をお祈りします。そして、この素晴らしいアフリカ大陸を代表する者として、この地を満腹かつ胃もたれなく、後にしてもらいたいと思います。

一人ひとりにできること

12月5日は国際ボランティアデーでした。
国際ボランティアデーは、1985年に国連によって定められボランティアの機運を高め、より多くの人々でボランティアについて考える日です。

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ボランティアさんとオックスファム・ジャパンという視点で考えますと、オックスファム・ジャパンは多くのボランティアさんに支えられて活動しています。毎年5月に開催するトレイルウォーカーでは、600名近いボランティアの方々にご協力いただいています。また、日本在住の外国人を中心に組織された国際ボランティアグループ(IVG)のメンバーは、毎月様々なイベントを開催し、そのイベントで得た収益を寄付してくださっています。

2010年からは、学生や若手社会人を中心とした「オックスファム・ユースグループ」が結成され、啓発活動や各種イベントのお手伝いをしていただいています。

他にも、事務所での作業や、イベントのお手伝い、オックスファム・ショップのボランティアさんなど、多くの方々に支えられ、オックスファム・ジャパンは活動しています。

ご自身がお持ちのスキルや趣味を活かして、オックスファム・ジャパンの活動にご協力いただくこともあります。例えば、写真を趣味としている方には、イベントなどでの撮影係をしていただいたり、医療福祉専門学校の学生さんには、トレイルウォーカーでストレッチブースをご担当いただいています。パソコンや語学が得意な方のコンピュータや翻訳などの在宅ボランティアも随時募集しています。

学生さんであれば、キャンパスでオックスファム・クラブを結成し、啓発活動のご協力をいただいたり、CHANGE Initiativeに参加して、オックスファムとともに変化の担い手として、貧困のない世界の実現のために活動を行うこともあります。また、実際の活動ではなくても、毎月の寄付をしていただいたり、オックスファムやIVG、ユースグループなどのイベントに参加していただいたり、オックスファム・ショップでの買い物やショップで売る商品のご寄付を通じてご支援をいただくこともあります。

公正な社会を目指す皆さまとともに活動できるよろこびとともに、色々な場所で皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。オックスファム・ジャパンのウェブサイトでは、様々な活動例をご紹介しています。私たちと一緒に活動してくださる方をオックスファム・ジャパンスタッフ一同お待ちしています。お気軽にoxfaminfo@oxfam.jpまでお問い合わせください。


(キャンペーン担当)

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2011年12月06日

COP17交渉の推移とアフリカの人々の声

南アフリカはダーバンで開催されているCOP17も後半に突入しました。

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メディア取材に応じるオックスファムのケリー・デント


交渉の推移:中国が2020年以降の削減義務を示唆
交渉面では中国がいくつかの条件を前提に、2020年以降の排出削減義務を負う可能性を示唆しました。米国も2020年以降の枠組みに言及しています。中国が以前よりも柔軟な姿勢を示し、新体制に関する議論が一歩前進したことで問われるのは、もちろん京都議定書の延長です。EUをはじめ京都議定書延長反対の立場を取る日本・ロシア・カナダなどの出方が注目されます。

包括的な法的枠組みへ向けた議論そのものが前進することは歓迎すべきです。しかし、新枠組みの開始期間が、2020年以降(もともとは2009年のコペンハーゲンで枠組みを決定、2013年からは新体制が始まるべきだった!)として議論されることとなると、地球温暖化による壊滅的被害を回避するという観点からは、引き続き憂慮される状態が続くことになります。京都議定書の第一約束期間が終了する2013年以降、2020年までの間に各国がどれだけ野心的な取り組みを行えるかが喫緊の課題だという視点を忘れてはなりません。

引き続き、厳しい交渉が予想されますが、途上国や市民社会の声を届けながら、各国政府への働きかけを継続していく必要があります。


アフリカの声:気候変動に公正を求める「希望のキャラバン」

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「希望のキャラバン(Caravan of Hope)」

気候変動に関するアフリカの人々の声を世界に届けようようと始動した「希望のキャラバン(Caravan of Hope)」では、150人が17日間をかけ、アフリカ10カ国、合計64,000キロを経てCOP17会場に到着しました。「希望のキャラバン」では、アフリカそしてそこに住む人々の生活への気候変動の影響を伝えつつ、こうした現実に基づいた気候変動交渉の合意を各国政府に対して求めています。

3日は、気候変動対策と各国による合意を求めて10,000人がダーバンを歩きました。
映像(英語)が届きましたので、ぜひ様子をご覧ください!

映像はこちらから

(http://www.youtube.com/watch?v=WPVkJnIiUaM&feature=youtu.be)

2011年12月05日

ハンガーバンケットが開催されました その2

様々な講演や発表によって世界の貧困について考えてから、いよいよランチタイム。
参加者がくじをひいて世界の人口割合に基づき、各テーブルにつき約1名が高所得国、
1名が中所得国、残り5-6名が低所得国の住人となり、それぞれの食事を体験します。

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高所得国の住人は、オードブルから中華料理、ハンバーガーやフライドチキンなどのメインコースにエクレアやシュークリームのデザートまですべて食べ放題、飲み物も多種類のバイキング、

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中所得国はタイ料理のビーフンとコップ1杯の水、

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低所得国はビスケット2枚とコップ半分の水、

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それぞれがまったく違う料理を同じテーブルで食べる、この体験で参加者は頭で考えていた貧困の実体験をほんの少しの時間ですが‘体験’することでより深く経験します。

私がひいたくじは低所得国でしたが、高所得国の住民たちが私たちに遠慮して食べ物を取りに行けなかったり残したりしているのを見て、そしてその残されている食べ物が、大量のエネルギーや穀物を要する食べ物であり、普段の日本の食事の廃棄量の多さ(世界一)や内容について改めて考えさせられました。とくに、清泉女子大学の学生さんによるプレゼンテーションで、現在の世界は肥満人口が15億人、栄養不足人口が9億2500万人で、飽食で亡くなる人の数が貧困で亡くなる人の数を上回っているという事実に多くの参加者が驚かされました。

あなたがもし、第一世界のくじをひいたら単純に「ラッキー」と思いますか?
食べられること、食べたいものが選べること、食べきれなかったら捨てること、消費者へたくさんの選択肢を用意するために大量の消費されなかった食べられる食べ物が廃棄されていくこと、様々なことを考えながら、実際、高所得国の住人は本当に幸せなのか?
低所得国の住人に対してどのような責任と義務があるのか?そのようなことを参加者・スタッフともに考え、話し合い、思いを形にする時間を過ごせたと思います。私が参加したテーブルでは、震災直後の人々の助け合いと買占めの両極端な姿、コンビニやファーストフードで短時間で商品を廃棄する罪悪感、その罪悪感が仕事をしているうちに薄れていくという恐怖、日本がTPPに参加することで途上国がどのような影響を受けるのか、など実に様々な内容が話題になり議論しました。
そして、これから食事をするときに気をつけよう、で終わらないようにしよう、さらにその先のアクションへできることは何だろう?多くの参加者からそのような声が聞かれました。

ひとりひとりが体験し、周りに広げていく、そんな輪が広がるハンガーバンケット。皆さんも、会社や学校やお家などで体験してみませんか?

ハンガーバンケットの詳細についてはこちらをご覧ください。

(コミュニケーション担当)

ハンガーバンケットが開催されました その1

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過去は変えられないけど、未来は自分たちで変えられる

2011年11月26日(土)清泉女子大学にて開催された世界の食料の不公正を学ぶワークショップ:ハンガーバンケットの様子をオックスファム・ジャパンスタッフのキャンペーン担当とコミュニケーション担当よりご報告いたします。

ハンガーバンケットに講師としてお招きいただきました。清泉女子大学では、学生たちが中心となって企画し、毎年秋にハンガーバンケットが開催されています。

当日、開場30分前に到着したのですが、すでに20名以上の企画スタッフの学生たちが開場の準備やリハーサルを行っておりました。声の大きさや話すスピードなど何度も練習し、参加者の皆さんにメッセージがしっかり伝わるように励んでいる姿は、私にも元気を与えてくれました。

また、イベント冒頭に企画スタッフの学生の挨拶があったのですが、「ともに世界を変えることはできる」「未来は私たちが変えていくことができる」と強調されていました。ハンガーバンケットには年齢も経験も様々な方が約80名参加されていましたが、そのなかでも特に高校生や大学生の参加が多かったです。それぞれの参加者がハンガーバンケットでの気づきを話し合い、貧困のない世界の実現のために何が必要かを真剣に話し合う姿には大変心強いものがありました。

過去は変えることはできないけれども、未来は自分たちで変えることができます。
オックスファムでは、現在、世界食料システムの構築を目指すキャンペーン、GROWを進めています。皆で分かちあえる地球になるよう、これからも活動を続けていきます。

(キャンペーン担当)

ハンガーバンケット体験記はこちら

2011年12月03日

オックスファム・ショップがオープンしました!

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皆さま、お待たせいたしました。
オックスファム・ショップ(下北沢店)が日本初上陸、本日オープンいたしました!
天気の悪いなか、足をお運びいただいた方々には心より御礼申し上げます。

みなさまからお寄せいただいた寄付品の雑貨、海外からのグッズやフェアトレード商品(オススメはとても飲みやすくて美味しいラオスコーヒー)など楽しく買い物しながら国際協力できるチャリティーショップです。

お店の品物やお店のスタッフは、皆さまからのご寄付やボランティアによって支えられています。ご家庭で眠る雑貨やアクセサリーなどを世界の貧困から立ち上がろうとする人のためにご寄付いただき、また、お店でお買い物をしていただけますようお願い申し上げます。

来週はいよいよオックスファム・ショップ(吉祥寺コピス店)がオープンします!
どうぞ遊びにいらして下さい。


ショップの売上げは、貧困をなくすためのオックスファムの活動にあてられますので、買い物を通じて楽しみながら国際協力に貢献できます。

【店舗情報】
◆オックスファム・ショップ下北沢◆
場所:東洋百貨店(東京都世田谷区北沢2-25-8)
営業時間:11:00 – 20:00
オープン:2011年12月3日〜2012年1月29日
施設ウェブサイト:http://www.k-toyo.jp/

◆オックスファム・ショップ吉祥寺◆
場所:コピス吉祥寺 A館2階 (東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5)
営業時間:10:00 – 21:00
オープン:2011年12月10日〜2012年2月12日
施設ウェブサイト:http://www.coppice.jp/


*ショップで販売する商品のご寄付も受け付けています。(商品をお持込いただく際は、ホームページ
「ご寄付いただくグッズについて」を必ずお読みください。
http://oxfam.jp/2011/10/post_426.html
*また、ショップで接客・販売を担当するボランティアを募集しています。
詳しくはホームページ「ショップボランティア募集」をご覧ください。
http://oxfam.jp/2011/10/post_425.html


2011年12月01日

ダーバンにてCOP17開幕 途上国と市民社会の声

国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第17回締約国会議(COP17)が、11月28日にダーバンにて開幕しました。世界各国のオックスファムから総勢20名がダーバン入りし、国際交渉を注視しながら各国政府代表への働きかけやメディアへ向けた情報発信を行っています。

日本国内でも、初日は各紙が開幕を報じ、会議の進捗に関する記事も散見されますが、途上国や市民社会の声はなかなか伝わっていないのが現状です。このブログでは、会議中、何回かにわたって、途上国や市民社会の声を紹介するとともに、交渉の進捗についてお伝えしたいと思います。

まず、初日はオックスファムのCOP17へ向けたメッセージを込め、ダーバンのビーチにて「具体的な気候変動対策に飢えている」と題されたパフォーマンスを行い、各国メディアの取材を受けました。

COP17へ向けたオックスファムの提言を簡潔にまとめた映像が公開されています。映像は英語のみですが、提言の要旨は以下をご覧ください。

映像はこちらからご覧いただけます。

(http://www.youtube.com/watch?v=YhgToYsyF1k&feature=youtu.be)
その他の写真はこちらからご覧いただけます。(http://www.flickr.com/photos/oxfam/sets/72157628170788533/)





オックスファム提言要旨
ここ数年を振り返ってみても、ロシアでの熱波、東アフリカの干ばつ、タイでの洪水など、異常気象による自然災害が多くありました。気候変動の影響によって、こうした異常気象の頻度も規模も増加することが予想されています。これらは農作物生産にも深刻な打撃を与え、途上国の貧しい人々の食料安全保障、生活、そして命を脅かしています。


1.京都議定書の延長を含め、次期枠組みには、法的拘束力が不可欠である点についての合意

2.排出量ギャップを縮小するための確固たる行動

3.「緑の気候基金」が2013年までに運用段階にあり、2012年以降、「2020年までに1000億ドル/年を動員する」という約束を実現するための具体的な資金源とタイムラインについての合意

詳しい提言内容はこちら



11月29日は、具体的な資金源として「国際船舶・航空による排出への炭素課税」について合意すべきであるとの考えから、各国政府に対し、国際海事機関(IMO)への明確なマンデートを提示すべきである、とWWFならびに国際海運会議所(ICS)と共同で提言しました。

声明についての詳細はこちら


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会場でのアピールの様子
その他の写真はこちらからご覧いただけます。(http://www.flickr.com/photos/oxfam/sets/72157628202278417/


中長期的な視野に立ったエネルギー政策の見直しや、低炭素経済への転換が必要なことは明らかです。日本では、東日本大震災を経てのエネルギー政策の見直しを含め、棚上げになっている国内の地球温暖化対策に、早急にそして真剣に取り組まなければなりません。しかし、ダーバンでは、緊急を要する課題や、実現可能な要素から具体的な合意を行うことが急務です。日本は国際社会において先進国としての責務を果たす必要もあるのです。


会議は4日目を迎えました。
引き続き、会議の進展やオックスファムの活動についてブログでご紹介していきます。ぜひ、ご注目ください。

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