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2011年07月 アーカイブ

2011年07月25日

ボストンより: チェンジ・イニシアティブ事前研修

オックスファム・アメリカが行う大学生向けプログラム、チェンジ・イニシアティブ チェンジ・トレーニング・ウィークに参加するためにボストンに来ています。
このプログラムは2000年から始まり、毎年、より公正な社会を目指す50名のアクティビストを輩出しています。

トレーニングには50名の大学生が全米から集まり、オックスファム・アメリカが提供するさまざまなトレーニングを受けます。このトレーニングに際に、ファシリテータとして運営を手伝う学生向け事前研修が7月19日からの3日間、オックスファム・アメリカ事務所にて行われました。

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事前研修では、ファシリテーション技術、より効果的なプレゼンテーション方法、そして、パブリック・スピーキングに関するレクチャーがスタッフにより行われました。またレクチャーの後には実践する機会をもち、その後、ファシリテータ同士でお互いにアドバイスの交換をしました。また、トレーニングでの各ファシリテータの担当部分のリハーサルも入念に行われました。

ファシリテータはみな、これまでにチェンジ・イニシアティブに参加した学生たちで、1年間のプログラムを終え、さらにオックスファムに関わりたいと集まってきました。

24日から始まるトレーニングに向け、スタッフ、ファシリテータが一丸となって準備を進めています。

(キャンペーン担当)

2011年07月21日

バヌアツ共和国 - 若者に2度目のチャンスを


バンジージャンプをされたことがありますか?
起源は、南太平洋に浮かぶ島国バヌアツ共和国の成人の儀式です。足をツルで縛り、高いところから飛び降りるのです。

現在人口24万人、多くの小さな島から構成されるバヌアツの主な産業は農業と観光業。とはいえ、観光客が訪れる場所はアクセスの良いビーチに限られており、農業は若干の輸出用コプラ(椰子油 マーガリンやせっけんの材料になる)を生産するものか、自給自足の小規模なものとなっています。

VAN_0906_Photo%20%28237%29up.JPG ©Jane Ussher/Oxfam

バヌアツで起こっている急激な人口増と貧困問題は密接に関係しています(現在25歳未満が人口の65%を占める)。充分に教育を受けられない子どもたちや若者は、家族の小規模な農業を手伝うか、ビーチ近くの観光業で働くか、それもかなわず、失業するしかありません。町では仕事を探しに村から出てきた若者のドラッグや望まない妊娠が社会問題となっています。

オックスファムは、2003年からこのバヌアツ共和国で、中等教育・就業支援をしています。オックスファム・ジャパンはマンスリーサポーターの皆様のご支援により、今年度から40番目の職業訓練センター設立の支援を行っています。約1年間で、センターの建設、インストラクターのトレーニング等を村の人と共に行っています。

僻地の村に建設される職業訓練センターは、若者に「2度目のチャンス」を提供します。そこで学ぶのは、自動車整備、縫製、家具づくり、有機農法など、就業や起業にすぐに役立つ実践的な技能です。
今までに設立されたセンターの様子をお伝えします。

縫製コースで学ぶフェニーさん。バヌアツでは仕立ての仕事の需要があります。

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©Jane Ussher/Oxfam

自動車整備の技術を得た若者は、卒業後、町に就職したり、自分の整備ショップを開いたりします。

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©Jane Ussher/Oxfam

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©Jane Ussher/Oxfam

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©Jane Ussher/Oxfam

最新の有機農法を学ぶ。村では自給自足の小規模な農業が主ですが、有機農法の導入により、質の高い作物の生産を増やし、家族の栄養改善と収入の向上につながります。

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©Jane Ussher/Oxfam

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©Jane Ussher/Oxfam

2011年07月19日

"To Tohoku": Rebuilding Japan に出展しました


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7月17日(日)、テンプル大学の Institute of Contemporary Asian Studies の主催で、"To Tohoku": Rebuilding Japan が開催され、オックスファムもブース出展という形で参加しました。

東北で活動するさまざまなNGO団体によるパネルディスカッションをはじめとし、参加NGOによるミニ・プレゼンテーションとQ&Aセッションなどが行われました。およそ200名の方が参加し、オックスファムのブースにも多数の方が立ち寄ってくださいました。東北の現状はどうなっているのか、そして何故このような活動をしているのか?などさまざまな話し合いがされただけでなく、今後は各自がどのように東北支援と関わっていくのか、などが話されました。

どのように行動を起こすか、が変化を生み出すきっかけとなります。この夏、皆さんは何のためにどのように行動を起こしますか?

2011年07月15日

ATT国連準備委員会:議長の非公式文書


会議4日目の7月14日午前の本会議で、新しい議長非公式文書が配布されました。今回のペーパーは、第二回準備委員会で扱った適用範囲、移転許可基準や国際協力・支援の部分と、今回の準備委員会3日目までに扱った履行と最終条項(最終規定)の部分の双方について議長が再考したうえで、前文も含めた条約像の全体を扱うことになっていました。

6月の議長文書とあわせて、7月14日の議長文書を公開しているNGOメンバーがいましたので、「武器と市民社会」研究会のブログ(http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-61.html)でご紹介しています。会議日程などの情報や関連文書も、ブログからアクセスいただけます。

14日午後の本会議では、NGOのプレゼンテーションが行われました。それ以外の14日、15日の本会議は、新しい議長文書へのコメントを含む各国声明に充てられました。15日は午前の本会議のみで閉会する予定でしたが、コメントをしたい国があまりに多かったため、急遽、午後の本会議が追加されました。

新しい議長文書は、NGOとって残念な要素を含んでいます。例えば、前回のブログ記事であつかった、移転申請拒否に関する情報共有や報告についてのセクションは、新しい議長文書では丸ごと削られています。また、移転許可基準の部分には、国際人道法、国際人権法、持続可能な開発など、3月の議長ペーパーに含められていた許可基準が残っていますが、それら許可基準が書かれたセクションの冒頭は「輸出申請を許可する」という文言になっています。これは、輸入や積替、通過など、輸出以外の移転は、国際人道法や国際人権法等に関する許可基準に基づいて許可を判断しなくてもよいことになりかねません。ただし、新しい議長文書の他の部分では、「輸出」ではなく「移転」という言葉が使われており、用語の使用法に一貫性がありません。14日と15日の本会議でも、用語とそれらの定義に一貫性を持たせる必要があることを、多くの国が述べました。

今回の会議では、様々な意見の違いが見られました。例えば、欧米の多くの国は、狩猟やスポーツ用の銃を条約の適用範囲から除くよう強く求めました、これにたいして中南米の国々の多くは、そうした銃も犯罪や暴力に使用されていることを指摘し、ATTは禁止条約ではなく規制条約であり、狩猟やスポーツ用の銃の移転に際して厳格な許可をすることに何の問題もないことを主張しました。カナダは、弾薬の移転については報告しなくてもよい、持続可能な開発や汚職に関する移転許可基準を入れることには疑問である、輸入については許可基準に基づいて許可しなくてもよい、各国による履行に関する詳細な規定は要らない、事務局は最低限の機能を果たすものにすべきだ、移転許可を拒否した場合についての情報共有等に関しては疑問である、等のコメントを述べました。カナダの発言は、内容だけでなくトーンも非常に消極的・否定的であり、NGOの批判を浴び、カナダのメディアでもとりあげられました。

来年7月に4週間の交渉会議を迎えるまでに、公式な会議プロセスのなかで与えられているのは、来年2月の準備委員会のみです。今回の会議の閉会にあたり、モリタン議長は、手続き的事項について扱うことになっている来年2月の会議でも、条約の内容について議論する機会を設ける可能性を述べました。

現在のところ、新しい議長非公式文書を交渉のベースにするのかについては、コンセンサスがあるわけではありません。今後1年間、条約の内容のみならず、条約文書の交渉方法の選択についても、難しい交渉が待っています。

今週末は、NGO関係者はニュージャージーに移動し、NGO会議を開催します。各自が必要な部分のトレーニングを行うとともに、来年7月の交渉会議に向けた活動を話し合います。

(ポリシー・オフィサー)

「コントロール・アームズ」キャンペーンについては、こちら
「コントロール・アームズ」のプレスリリースはこちら
加速する武器貿易条約(ATT)交渉(7月15日)
武器貿易条約(ATT)交渉再開:これからの一週間が重要局面(7月11日)

2011年07月14日

東日本大震災 オックスファムの支援活動が紹介されました


オックスファムの東日本大震災被災地での支援活動が、「をちこちMagazine」で紹介されました。
オックスファムが、特定非営利活動法人 多言語センター FACILとともに行っている、非日本語話者の方々への情報提供分野での支援活動が紹介されました。

http://www.wochikochi.jp/relayessay/2011/05/saigai004.php

2011年07月13日

ATT国連準備委員会:履行と最終条項

今回の会議では、条約に入れる可能性のある様々な項目のうち、履行と最終条項(最終規定)の部分を主に議論しています。会議日程などの情報や関連文書は、こちら(http://aacs.blog44.fc2.com/blog-category-6.html)からアクセスいただけます。今回も、前回と同じ理由(http://aacs.blog44.fc2.com/blog-entry-49.html)により、6月末に各国に送付された議長の非公式文書を会議中に公開できないのですが、また会議後にご紹介できましたらと思います。

午前(10時から13時)と午後(15時から18時)に行われる本会議において、会議1日目と2日目は、議長文書のなかの履行に関して、そして3日目午前は最終条項、午後は両方について各国の声明が続きました。この3日目までの議論に基づき、明日の朝に新しい議長文書が発表される予定です。

前回の準備委員会で扱った適用範囲、移転許可基準や国際協力・支援と同様に、今回扱っている部分の内容も、非常にセンシティブな論点が含まれています。例えば、ATTに基づいて許可した移転とともに、許可しなかった移転についても、締約国間で情報共有をしたり、締約国の報告に明記したりするのか、という論点があります。
6月末の議長文書では、許可しなかった移転に関しても情報共有や報告を行う旨が書かれていたのですが、日本政府も含めて、ATT形成支持国のなかでも否定的な国々が多くみられます。「この国の軍にこの兵器を移転すると、国際人権法の重大な侵害に使われる可能性があると、これこれの情報に基づいて判断したため、移転を拒否した」というような情報は、政治的にセンシティブであり、共有できないという意見もみられます。また、もし実際に、そうした情報を共有・報告する旨の文言が含まれたとしても、各国が本当の理由を伝えるだろうと期待するのはナイーブであり、実際に有用なものにはならない、といった指摘もあります。この事項について、明日朝の新しい議長文書にどの程度の文言が残るのかは不明です。

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7月12日夕方のNGO調整会議


今年2-3月の準備委員会の後に、「コントロール・アームズ」キャンペーンの事務局がニューヨークに設置されました。今回は、事務局のコーディネーターや、ロジスティクス担当のスタッフがいることで、NGO内の役割分担や調整がスムーズになったことを感じています。
事務局による調整のもとで、オックスファムなど、キャンペーン発足時から関与しているNGOのスタッフの多くは、チームに分かれて全体の下支え的な役割を分担しています。私を含めた、本会議での声明記録をとるチームの各メンバーによる記録は、統一ファイルにまとめられ、各セッションの数時間後には、NGO参加者全員に共有されます。この記録を受けて、国際法の専門家を含めた即時対応チームが分析し、朝や夕方に行われるNGO調整会議で共有しています。
また、データやウェブサイト担当のチームは、記録をデータ化する作業をし、地域ごと(アジア、ヨーロッパ、アフリカなど)のチームも、記録を生かしてロビイングの作戦を練っています。
今回の会議には、約140人(おそらく前回の2倍程度)のNGO関係者が参加しており、NGO内での調整が上手くいくのか不安がありましたが、むしろ前回よりも調整や連携が上手くいっているかもしれません。この準備委員会プロセスは、NGO内の調整という点でも、来年の交渉会議に向けた準備に役立っています。

(ポリシー・オフィサー)


「コントロール・アームズ」キャンペーンについては、こちら
7月11日に発表された、「コントロール・アームズ」のプレスリリースはこちら

2011年07月12日

FACILの活動が、河北新報に紹介されました


オックスファムが支援する、多言語センターFACILの支援活動が、河北新報に紹介されました。

FACILの協力により、気仙沼市のフィリピン人の被災者の方々自ら情報発信に取り組んでいます。

詳しくは、こちら
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110709t15024.htm

今日はラッキーデー? 〜ジャスミンちゃんとの出会い〜


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初めてジャスミンちゃんにお目にかかったのは、コンゴ民主共和国でランキンという写真家が撮影した写真を通してでした。
ランキン氏はカイリー・ミノーグやケイト・モスなどのポートレートを撮ったことの或る人で、昨年、コンゴ民主共和国で撮影したポートレートシリーズの写真展をイギリスで開催しました。

コンゴ民主共和国で続いている紛争は第二次世界大戦後世界最大の戦争といわれており、1998年以降540万人の犠牲者を出しています。その犠牲者の多くは予防可能な病気にかかっているにも関わらず、必要な医療設備もないため避難途中や避難先で命を落としています。200万人の子どもが家を失い、3人に一人は学校に通うことができないこの国。その事実を知ってもらうために現地入りしたランキン氏がカメラを向けた先に、カメラを構える彼の姿を真似し空き缶を目にあてていたのがジャスミンちゃんだった、と。

実はそのちょっとはにかむような笑みを見て、私はその写真の人物は茶目っ気のある男の子だと思っていました。やがて“彼”はオックスファムの小冊子に抜擢され、その時改めて“彼”の名前を見てびっくり。実は“彼”の名前はジャスミン、女の子だったのです。

現在、都営大江戸線、浅草線、三田線の一部の車両に、ジャスミンちゃんの広告が掲載されています。
プレゼン前の移動中の地下鉄でジャスミンちゃんに出会うと「しっかりやってよね」と喝をいれられている気にもなるし、一日の終わりにお目にかかると「お疲れ様」と言われている気がします。今では会えるかどうか、ちょっとした運試しのようになっているこの一枚の写真。是非みなさんも大江戸線、浅草線、三田線でジャスミンちゃんを探してください。
きっと彼女がレンズの先の皆さんに何かを語りかけてくれると思います。

コンゴ民主共和国でのオックスファムの活動については、こちらをご覧ください。

2011年07月10日

ニューヨークより:ATT国連準備委員会、明日11日開会


明日7月11日(月)から15日(金)まで開催される、武器貿易条約(ATT)に関する第三回国連準備委員会のため、ニューヨークに来ています。

このスタッフブログでは、NGOの動きや会議の状況をお伝えしようと思いますが、私が事務局を担当している「武器と市民社会」研究会ブログの通常兵器移転規制コーナー(http://aacs.blog44.fc2.com/blog-category-6.html)にて、今回の準備委員会関連の情報リンク集や文書を随時掲載します。国連や国際キャンペーン関連のサイトや文書に直に目を通されたいかたは、研究会ブログのほうもご覧ください。

今日10日(日)は、午後にNGO会議を行いました。
今回の会議には、約140人ものNGO関係者が参加するうえに、国連でのATTプロセスの会議に始めて参加する人たちもかなりいます。初参加のNGO関係者が会場でスムーズに動けるようにし、なおかつ5日間という短い交渉期間のなかで参加NGO全体として効果的に動けるようにするため、今日の会議を設けました。

今回の準備委員会では、前回2011年2月から3月の準備委員会では扱われなかった、条約の履行に関するセクションと、最終条項の部分を中心に議論します。6月末に、履行と最終条項についての議長のインフォーマル文書が各国に送付されており、その文書の条文案について議論・交渉をします。そのうえで、前回の準備委員会で扱われた、条約の適用範囲、構成要素、国際協力・支援のセクションと、今回の準備委員会で扱う部分をあわせた、全体的な条約案に関する議長の文書が作成される予定だと言われています。

明日は、プレスリリースを各方面へ送付し、オックスファム・ジャパンのウェブサイトにも掲載する予定です。また、今回の会議で効率的に動くために役割分担をしているのですが、私は1週間の会議中ずっと、午前と午後の本会議に出席し、各国の発言記録をとるグループに入ることになりました。とりわけアジア地域の国々の発言については、より丁寧に記録をとったうえで、アジア地域のNGOグループに報告する役目も担うことになりました。このブログでも、各国の発言などについて、お伝えできましたらと思っています。

(ポリシー・オフィサー)

2011年07月06日

仙台のマレーシア留学生の皆さんにラジオをお届けしました


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写真提供:(財)仙台国際交流協会

オックスファムは、仙台国際交流協会を通じて、被災地の仙台のマレーシア留学生の皆さんに、手動充電式のラジオをお届けしました。

多言語放送を行っている災害ラジオの放送を通じて、震災の状況や支援の情報などを得ている非日本語話者の方々にとってラジオは不可欠。今回お届けした70台のラジオも大変喜ばれました。

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ラジオには、ジャパン・フォー・サステナビリティ様のご協力により、世界各国から寄せられた、応援のメッセージも添えられました。

オックスファムの支援活動については、こちら

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